4月19日に発表された欧州スーパーリーグ創設プロジェクトは、わずか48時間で12チーム中10チームが脱退を発表するという怒涛の動きを見せ、実質的に瓦解してしまった。

残っているのはスーパーリーグを主導したと言われるレアル・マドリー、同じスペインのバルセロナの2チームだけとなっている状況だ。

しかし、リーグ創設の中心的な存在となったレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は以下のように話し、まだプロジェクトは終わっていないと語ったという。

フロレンティーノ・ペレス

「我々はまだ仕事を続けていくだろう。プロジェクトは準備中である。誰も違約金は支払っていないし、プロジェクトの終了は急いでいない。

まだすべてが去ったわけではない。そしてこのように契約から抜け出すことはできないのだ。拘束力のある契約であるからね。

イングランド・プレミアリーグのグループには、もともとあまり興味を持っていない者もいた。誰だかは言わないがね。

それが他のものに感染し始めたのだ。同年代の人々が同じ恐れを抱いた、何が起こるかを理解していなかったからだ。

我々は拘束力のある契約にサインしたのだ。しかしそれに全面的に納得してはいなかったのだろうと思うね」

【写真】レアル・マドリー「歴史上最高のベストイレブン」

プレミアリーグにはもともと消極的なクラブがあり、それが他のものに感染していった…という。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)