現在家庭内暴力(DV)による訴えを受けて裁判に臨んでいるウェールズ代表監督のライアン・ギグス氏。

先日は元ガールフレンドのケイト・グレヴィル、その妹に当たるエマ・グレヴィル、そしてもうひとりの女性からの暴行容疑についての公聴会が行われ、ギグス氏はマンチェスター治安検事裁判所に出廷し、公聴会に臨んでいた。

これらの事件を受けて、ウェールズサッカー協会はギグス氏を代表チームの指揮から一時的に除外し、アシスタントであったロバート・ペイジ氏を暫定指揮官に任命している。

『Daily Mail』によれば、そのペイジ氏が今回インタビューに答え、ギグス氏からは非公式にアドバイスを送ると打診を受けたという。

ロバート・ペイジ

「我々は連絡を取り合っており、先週も素晴らしい会話をした。友人や同僚として緊密な環境で一緒に仕事をしてきた。それからすぐに関係が断絶されることはない。

もちろん、私は彼と話すつもりだ。彼はウェールズにとって何が最善になるのかを考えている。最終的な決定権は私にあるが、ライアンは『物事について何かアドバイスや他の見方が必要になった場合、いつでも連絡して欲しい』と言っていた。

それは素晴らしいことだが、最終的には今後の決定は私とコーチングスタッフによるものになる。

困難な状況であり、それを隠すことはできない。可能な限り最前な方法で状況に対処している。選手が望むのは継続性である。

ありがたいことに、ライアンの件も含めて起こり得ることについては明確であり、EURO2020に向けてチームを準備するという仕事に集中できる」

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ウェールズ代表は6月11日にEURO2020の初戦を迎える予定となっており、その相手はスイスとなる。会場はアゼルバイジャンのバクーに設定されている。

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