今季限りでレアル・マドリーの監督を退任したジネディーヌ・ジダン。

現役時代は185cmと大柄ながら世界一エレガントなプレーを見せる類稀な選手だった。その反面、カッとなる一面も…。

そうしたなか、あのロイ・キーンがジダンを語った。『Sky Sports』の企画によるマイカー・リチャーズとの対談でジダンとの対戦は大変だったと振り返ったのだ。

ロイ・キーン

「(一番厄介な対戦相手だった?)

そうだね、でも、なぜなのか分からないだろう。

皆いまだに彼がどれほどデカかったか理解していない。

彼と対決すると、俺はすごく小さなヤツになる。自分は178cm、本当に痩せっぽちさ。人々はピッチ上の俺をもっと大きく見ているかもしれないがね。

彼と対戦する時、アイルランドの友人たちからのアドバイス、技術的なアドバイスは『ヤツを蹴っ飛ばせ』だったよ。

俺はそれに言い返したものだ。『彼は187cmある。それに対処できるんだよ』ってね。

彼は8,9回くらい退場になったことがあるのかな。

俺がジダンの大好きだったところは、彼がナスティだったことさ」

実際に対峙するとデカさに圧倒されたというキーン。蹴り飛ばそうとしてもジダンは平気だったとか。

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そのうえで、ジダンの汚い部分が好きだったとも語っていた。

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