日曜日に行われたEURO2020のグループステージ第1節で、オーストリア代表は北マケドニアを相手に3-1と勝利した。
その中で3ゴール目を決めたのがオーストリアのFWマルコ・アルナウトヴィッチ。ゴールを決めたあと、北マケドニアのMFエズジャン・アリオスキに「アルバニア人であるお前の母をヤッてやるぞ」と言い放っていたという。
キャプテンを務めるダヴィド・アラバから強引に止められるような状況に発展したこの場面について、UEFAは試合後に「調査を行っている」と発表していた。
そして今回、UEFAの懲戒委員会はマルコ・アルナウトヴィッチに対して「他の選手を侮辱したことによって1試合の出場停止を言い渡す」と発表した。
ただ、その中にはアルバニア人に対しての人種差別的な言葉を使ったという点について言及されている部分はない。
マルコ・アルナウトヴィッチの父親はセルビア人であり、アルバニアや北マケドニアとは歴史的に緊張状態が続いている。
北マケドニアサッカー連盟はこのアルナウトヴィッチの発言は差別的、政治的なものだとしてさらなる調査を求めているという。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」