「(インテンシティの増幅をどう説明するか)
僕が目にしてきたものさ、特に代表チームでね。
速くて、やる気に満ちて、準備ができていて、とても勤勉な若い選手たちがやってくる。
18歳の頃の自分はコーヒーを飲んで、座って、お喋りをしていた。で、練習の5分前になってスパイクを履いて出て行ったものさ。
今は30~45分前に彼らはジムで準備をしている。機動力や筋力のトレーニングを。
物事は進化する。僕らがそういったことをしなかったのは、誰も説明してくれなかったからさ」
「(あなたも今はそうしてる?ベテランたちも若手世代をマネしているのか)
僕らはお互いから力を得ている。
若手はベテランを見て、『あのレベルにならなければ』と思う。
ベテランは怪我をした後に準備の方法を受け入れたり、それを見て『俺もやってみよう』と思う。
改善する方法への意識が飛躍的に高まり、時間とともに新たなやり方に気付くようになる。
重要なのは、その美しさとテクニックを維持することさ」
「10番も魔法も減った」ティアゴ・アルカンタラが教えるサッカー界のフィジカル化
Text by 井上大輔(編集部)
神奈川県出身。もともとは野球小僧だったが、1998年W杯をきっかけにサッカーにも熱中。ウイイレなどのサッカーゲームにも、ドはまりした。好きなリーグはよく見ていたリーガ・エスパニョーラ。
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