イングランド・プレミアリーグのリヴァプールは、今夏のマーケットでPSVアイントホーフェンのFWドニェル・マレンを獲得しようとしているという。
『Sky』によれば、すでにリヴァプールはドニェル・マレンの獲得に向けて交渉をスタートしているとのことで、移籍金はおよそ2700万ポンドだと見積もられているという。
リヴァプールは今夏ディヴォック・オリギやジェルダン・シャキリらのアップグレードを行いたいと考えており、3トップのどこでも起用でき得点力が高いマレンに目をつけたようだ。
ドニェル・マレンは1999年生まれの22歳。もともとアヤックスの下部組織で育成されていたものの、15歳でアーセナルに引き抜かれてイングランドへと渡った。
そこでもリザーブなどで活躍し「次なる天才ストライカー」と評価されたものの、2017年にPSVへと完全移籍。Bチームで大活躍を見せてトップに引き上げられると、すぐさま前線の重要な存在になった。
今季はエールディビジで32試合に出場して19ゴールを奪取するなど見事な結果を残し、EURO2020のメンバーにも選ばれている。
リヴァプールはこの数年絶対的な3トップを中心に戦ってきたが、サディオ・マネがやや不調になっていること、そしてバックアップの質が乏しいことが課題だと言われていた。