昨季途中にポルトガル3部リーグを戦うオリャネンセの監督に就任した元オランダ代表MFエドガー・ダーヴィッツ氏。
指揮した19試合で8勝し、3部残留プレーオフ(ポルトガルでは今季リーグ再編が行われるため、3部クラブの多くが4部に編入される)に臨むものの、わずか1ポイントの差で届かず。今季は新設される4部リーグを戦うことになった。
そして就任から7ヶ月後、オリャネンセはダーヴィッツ監督の解任を発表。『Mirror』によれば、クラブの会長を務めるルイス・トーレス氏はファンに向けてこのようなメッセージを公開していたそう。
ルイス・トーレス(オリャネンセ会長)
「エドガー・ダーヴィッツの就任は、スポーツディレクターによって押し付けられたものだ。
彼の到着はクラブを財政的に良くするはずだったが、そうなったという証拠も私は見ていない。
スポーツ面の観点から言えば、彼の任命は惨事だった。そうなることは予想できたが、我々には多くの選択肢がなかった。
正直に言えば、我々の監督は、選手との絆を強めたり、チームに正確なプレースタイルを学ばせたりすることはできなかった。
エドガー・ダーヴィッツは選手として豊かな経験を持っている人物だが、それはコーチとしての資質とはなんの関係もない」
ダーヴィッツ氏はイングランドのバーネットで選手兼監督として指揮を執ったあと、昨年テルスターでアシスタントコーチを経験し、1月にオリャネンセの指揮官となっていた。