ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は今夏のステップアップが噂されている。
トッテナムが獲得を狙っていると伝えられているが、現在は他の選手を優先しているようだ。
ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、スパーズがプライオリティを置いているのは、アタランタのアルゼンチン人DFクリスティアン・ロメロだそう。
ただ、5500万ユーロ(71億円)という移籍金については、まだ合意できていないとのこと。ロメロはユヴェントスが保有する選手だが、アタランタは1600万ユーロ(20億円)での買取オプションを持っている。
また、スパーズは同程度の金額で別の3選手を獲得するというプランBもあるという。
その3人は冨安、フィオレンティーナDFニコラ・ミレンコヴィッチ、チェルシーDFクルト・ズマ。それぞれの移籍金は1800万ユーロ(23億円)、1500万ユーロ(20億円)、2500万ユーロ(32億円)ほどとされている。
一部でスパーズ移籍が伝えられたマルセイユDFドゥエ・チャレタ=ツァルについては、選択肢にも入っていないとのこと。
ただ、スパーズの新スポーツディレクターであるファビオ・パラーティチ氏は、「ひとつのポジションの複数選手たちと同時に交渉して、ライバルクラブたちを混乱させつつ、自分たちは常にNo.1のターゲット獲得を狙う」という交渉術を用いてきた人物でもある。本当に狙っているターゲットは1人だけの可能性もあるかもしれない。