9月から始まる2022年ワールドカップのアジア3次予選。DAZNはアジアサッカー連盟と8年契約を結び、日本代表のアジア予選などを配信していくことになった。

そうしたなか、元日本代表DF内田篤人はDAZNで配信されている『FOOTBALL TIME』でアジア最終予選の難しさに言及。普段はあまり喋らなかったという中村俊輔とのこんなエピソードも明かしていた。

内田篤人

「とんでもなくきついっすよっていう…。よく勝ってきたなって思いますもん。

ずーとW杯に出て当然と思っている世代ですよ、今の若い選手たちとかって。いやそんなことないって、本当結構ギリギリよ…みたいな。

よく勝ってきなっていう試合が多いんだけども、例えば、俺が最初に出たのが2008年9月6日のバーレーン戦。

この時に俊さんと話したんだけど、守備の連係を練習終わってちょっと2人で。

あんまり話さないのよ、俊さんと俺って。

長友(佑都)さんとばっかりいつもいたから。というか、長友さんが俊さんのところに行ってたから、常に。

俺とはあまり喋んなかったんだけど、『うっちー、ディフェンスの時にこうしてして、ああして』みたいな。

で、『うっちーのマークはこういう動きをしてくるから、こういう風に気をつけて』みたいなことを言ってきたんですよ。

チーム全体としての流れなら分かるけど、俺の目の前に対峙する選手の特徴とかも知ってるんだ、この人…って思って。どんだけ研究してんだろうなって、その時に思いました。

中村俊さんは本当によくサッカーを見てますし、そういう厳しさっていうのを分かってるんだろうなと思いましたね」

2010年W杯アジア最終予選の初戦でバーレーンと激突した日本。俊輔のフリーキックなどで3点をリードするも、オウンゴールなどで1点差に迫られ、最後はなんとか勝利する苦しい試合だった。

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この時に初めてW杯最終予選に出たという内田は、普段はあまり喋らない俊輔からマーカーについての詳しいアドバイスを受けたそうで、その知識に圧倒されたとか。

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