「ドドドド怒涛の9連戦」と銘打たれた5-6月シリーズが終わり、いよいよ9月から2022年ワールドカップのアジア3次予選(最終予選)に臨む日本代表。

そこで、A代表が5試合を戦った今回のシリーズにおいて、最終予選に向けて評価を高めた国内組選手を取り上げる。

谷口彰悟

DF/川崎フロンターレ

久々のヨーロッパ勢との対戦となったセルビア戦において、出色のプレーを見せたのが現J1王者のキャプテンだ。

守備での的確な対応でディフェンスリーダーとして振る舞うだけでなく、ビルドアップでも吉田麻也や冨安健洋に見劣りしないクオリティで攻撃の下支えをした。

ボランチでの出場など今後を想定した実戦的な起用も目立っていたことから、今年30歳になるDFは最終予選でもその力が求められることが予想される。