チェルシーでプレーしているスペイン代表DFマルコス・アロンソが、プレミアリーグの試合開始前に行われている「ひざまずきポーズ」を拒否すると宣言したようだ。
アメリカで発生した「BLM運動(ブラック・ライヴズ・マター)」のスローガンとして使われてきたひざまずきポーズ。イングランド・プレミアリーグでも試合前に選手がそのジェスチャーを行ってきた。
【動画】昨年から行われてきたプレミアリーグでの「ひざまずきポーズ」
しかし、黒人であるウィルフリード・ザハやイヴァン・トニーが「劣化している」「選手が人形として利用されている」などと発言して拒否するなど、それぞれの主義が分かれている。
そして『Daily Mail』によれば、チェルシーのマルコス・アロンソもこのひざまずきポーズについてはおこなわない方針を明らかにしたという。
マルコス・アロンソ
「僕は人種差別、そしてあらゆる種類の差別的行為には完全に反対の立場だ。
他の国のスポーツやサッカーのように、反人種差別のスローガンが書かれているバッジに指を置く方を好むよ。
他の方法(ひざまずきポーズ)は少し力を失っているかもしれない。僕はこの方法によってそれを行い、完全に反差別を支援していることを示したい。
これについて話したことはないけれど、我々はファミリーのような存在だ。僕は皆ととてもいい関係を持っている。誰と会っても同じことを言うだろうし、何の問題も起こらないと思うよ」