近年サッカーと深い関係を保ってきたベッティングサービス(賭け)。多くのクラブがその会社とスポンサー契約を結んできた。

しかし『Daily Mail』によれば、英国のギャンブル法の見直しを受け、サッカークラブのユニフォームにベッティング会社のロゴを入れることが禁止されるそうだ。

ピッチサイドのスポンサーバナーやTVコマーシャルなどについても禁止が検討されていたが、それについては可能性が低くなっているという。

今季のプレミアリーグに所属している20クラブのうち、ギャンブル系の会社がユニフォームスポンサーを務めているのは9クラブ。

【動画】ウェストハムとパートナーシップを結ぶ「Betway」。プレシーズンのオープンカップ戦も主催した

また2部に当たるフットボールリーグ・チャンピオンシップでは6クラブがギャンブル系のスポンサーを入れている。

これらのスポンサーフィーを合わせると年間1億ポンド(およそ149.5億円)ほどの価値があるとのことで、禁止はイングランドのサッカーに大きな影響を与えそうだ。

なお、これらの法案については今年冬に議会へ提出され、3ヶ月の協議が行われたあと、猶予期間を経て施行される。そのため有効になるのは2023年以降になる見込みであるという。

【厳選Qoly】日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら