チェルシーのオーナーとして知られているロシア人実業家のロマン・アブラモヴィッチ氏が、ついにスタンフォード・ブリッジに帰ってくるようだ。

2002年にチェルシーの株式を購入して巨額の投資を行ってきたアブラモヴィッチ氏。長くスタンフォード・ブリッジで自分のチームを見守っていたが、2018年に英国ビザの発行を拒否されてしまった。

そのためイギリスに入国することが出来ず、スタンフォード・ブリッジの再開発計画についても頓挫してしまっている。

2019年のヨーロッパリーグ決勝戦や昨季のチャンピオンズリーグ決勝などは国外での開催だったために観戦できたが、イギリス国内では一切アブラモヴィッチ氏を見ることはなくなっていた。

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しかしながら『Daily Mail』によれば、アブラモヴィッチ氏は今回親戚を尋ねるためという名目でイギリスに入国しているとのことで、そのなかでチェルシーの練習場とスタジアムを訪れる可能性が高いとのこと。

チェルシーは10月20日までホームゲームはないため、試合ではない可能性も高いとのことだが…。

ともかく、この数年は「アブラモヴィッチはチェルシーを手放すのではないか」という言説も多かったものの、彼の愛は消えていないことを証明する旅行になりそうだ。

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