新型コロナウイルスの影響によって長くダメージを受けてきたサッカー界。しかしこのところワクチンの接種が進んだこともあり、徐々に通常の状況に戻ってきた。

しかしながら、先日報道されたところによればプレミアリーグの選手の3分の2はまだワクチン接種を終えておらず、ドレッシングルームでは反ワクチンの主張が広まっているそう。

その結果プレミアリーグで全員がワクチンの接種を終えたのは一握りのクラブのみとなっているとのこと。接種者の割合が50%を超えているのはリヴァプール、リーズ、ウォルヴァーハンプトン、ブレントフォードら7クラブだけであるという。

そして『Daily Mail』によれば、今回招集されたイングランド代表のメンバーでは5人がワクチン接種を終えておらず、そのうち3名はEURO2020でもプレーした選手であるとのこと。

なお、ジョン・ストーンズの彼女オリヴィア・ネイラーは先日Instagramで反ワクチンの主張を投稿していたため、彼はこの中に入っているのではないかと推測されている。

公衆衛生の専門家ポール・ハンター氏は、新型コロナウイルス感染による長期的な影響はサッカーのキャリアを終わらせる可能性があると指摘しているとのこと。

ポール・ハンター

「普通の人物と、これからキャリアを伸ばそうとするスポーツ選手では、全てが変わってくる。

サッカー選手にとっては、誰も彼が療養から戻ってくることを待ってくれない。すぐに他の人々がそのあとを埋める。

インターネットで読めるガラクタを信じないでくれ。6ヶ月もの影響が残るかもしれない新型コロナウイルスが、キャリアにどのような影響を与えるか。

ワクチンは心筋炎を誘発する可能性はある。ただ新型コロナウイルスの感染はそれよりもはるかに高い確率で心筋炎をもたらす」

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なお、イングランド代表チームはこれから土曜日にアンドラへと向かい、来週火曜日にホームでハンガリーと対戦する予定だ。

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