6日夜に行われたワールドカップ2022アフリカ予選の前に、大きな事件が発生していたという。

『SIC』によれば、その事件に遭遇したのはギニアビサウの代表チーム。

今回ギニアビサウ代表はモロッコ代表とのアウェイゲームに臨んでいたが、火曜日に宿泊したホテルでの夕食に問題が発生したよう。

食事を終えたギニアビサウの代表チームの選手やスタッフほぼ全員が嘔吐と下痢の症状を示し、病院で治療を受けなければならなかったという。しかもそのうち6人の選手は入院が必要なほどに状態が悪かったとも。

ギニアビサウがこの状況を受けて試合の延期を要請すると、シエラレオネ出身のコミッショナーから「試合を放棄した場合は不戦敗扱いとする」と宣告されたとのこと。

そのためギニアビサウの選手たちは予定通りに6日夜の試合を戦うことになり、結局ハリルホジッチ監督率いるモロッコ代表に5-0で敗北することになった。

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ギニアビサウサッカー連盟の会長を務めているカルロス・テイシェイラ氏はこの状況に不満の声を上げており、「個人的な判断であれば試合は延期するべきで、選手をフィールドに送る道徳的条件は整っていなかった」とコメントしているそうだ。

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