2014年から2020年10月までバルセロナの会長を務めたジョゼップ・バルトメウ氏。
『TV3』のインタビューで語った内容を『AS』が伝えているので、その一部を抜粋してみる。
ジョゼップ・バルトメウ(バルセロナ元会長)
「(ウスマヌ・デンベレとフィリペ・コウチーニョについて)
獲得したなかには、期待に応えられなかった選手や、高額なコストがかかった選手もいるが、サッカーではそういうことが起きる。
2人と契約した時には誰もがその獲得を賞賛した。
コウチーニョが来たのはイニエスタが退団するからだ。彼はプレミアリーグで最高の選手だった。
デンベレの加入はネイマールが退団したから。専門家によれば、当たりか外れかは五分五分さ」
「(リオネル・メッシについて)
彼の退団は問題だ。我々は買うクラブであり、売るクラブではない。
私は彼を残留させるために2020年夏に懸命に戦った。今の彼は残りたがっていたのに、去らなければいけなかった。
私はメッシをCLを争うライバルに行かせることはできなかった。ネイマールやフィーゴ、リヴァウドの時とは違う。
彼が世界で断トツの高給取りだったのは事実だ。
2020年7月、メッシと2年の契約延長で合意していたが、その後に全てが破談した。なぜなのかメッシに聞かなければいけない」
「(アントワーヌ・グリーズマンについて)
監督陣が彼を求めた。彼のことを不可欠な存在だと考えていた。その年はルイス・スアレスに怪我が多かったからね。
彼は違うタイプのストライカーであり、ワールドクラスの選手で、チームプレイヤーでもあった」
イニエスタがバルサからヴィッセル神戸に移籍したのは2018年夏、そして、コウチーニョがリヴァプールからバルサに加入したのは2018年1月だ。
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イニエスタの退団を見越したうえで、代役としてコウチーニョを獲得していたとか。