21日に行われたUEFAカンファレンスリーグのグループステージで、ジョゼ・モウリーニョ率いるローマが6失点を喫した。
その相手は昨季ノルウェーリーグを初制覇したボド・グリムト。北極圏に近い人工芝のグランドに乗り込んだローマは、気温2℃という寒さにも苦しみ、前半のうちに2失点。後半には4失点を喫し、エリック・ボザイムにハットトリックを許した。
『FOX』によれば、試合後ローマの監督を務めているジョゼ・モウリーニョは以下のように話したという。
ジョゼ・モウリーニョ
「私の責任だ。この選手たちを使うことを選んだ。
もし私が1stチームでプレーしていたら、誰かが怪我をしたかもしれない。そうすれば日曜日のナポリ戦で4~5失点していただろうし、その決定も間違ったものだと考えられるはずだ。
ボド・グリムトが今日出してきたチームは、我々の2ndチームよりも質が高かった。
私は善意でこれを行った。一生懸命働く人々にチャンスを与え、何人かに休息を与えた。そしてより質の高いチームに屈した。シンプルな話だ。
もし毎試合同じ選手を使えるのならばそうする。1stチームと2ndチームの間には大きな隔たりがあり、リスキーなことである。もっといいプレーを期待していたが、これは私の責任だ。
敗北する度に傷跡が残る。選手には率直に、正直に話した。
まあ、『なぜ同じ選手がプレーし続けるんだ?』と誰も私に聞かなくなるだろうね。それはいいことだ。
日曜日のナポリ戦では間違いを犯せない。1stチームの選手たちは順調だ。この敗北の重みを肩に背負うだろう」
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ターンオーバーが大失敗に終わったことから、「なぜ同じ選手を使い続けるのか」という批判はもう来ないだろう…との皮肉。モウリーニョらしい発想の転換である。