ユリアン・ナーゲルスマン監督の新型コロナウイルス感染が判明したバイエルン・ミュンヘン。
チーム内にはまだワクチン接種をしていない選手が5人おり、ドイツ代表MFヨシュア・キミッヒもそのうちのひとりだ。
キミッヒはチームメイトであるレオン・ゴレツカとともに「We Kick Corona」というキャンペーンを立ち上げ、コロナで苦しむ人や慈善団体を支援するための資金集めをしてきた。実際、2人はそれぞれ100万ユーロ(1.3億円)を寄付している。
『Sky』によれば、キミッヒはワクチン未接種を認めつつ、理由をこう説明したという。
ヨシュア・キミッヒ(バイエルンMF)
「(未接種なのかと聞かれ)そうだ、その通りだ。
個人的には長期間の研究が不足していることに少し懸念がある。
自分は衛生面の対策は忠実に順守している。また、クラブではワクチン未接種の選手は2~3日ごとに検査を受けている。
ワクチン接種を希望する人は誰でもその機会を与えられるべきだと思う。
(一方で)どんな理由であれ、不満を感じている人はいる。対策を順守するなら、そちらも尊重すべきだ。
人々はすぐにレッテルを貼る。理由を聞くこともしない。プレッシャーを感じる。
今のところは少し不安がある。でも、将来的にワクチン接種を受ける可能性は大いにある」
キミッヒはワクチン反対論者ではないとしつつ、まだ不満があるので現時点では接種していないと説明したとのこと。
そのうえで、自分の責任は自覚しており、 感染対策は順守しているとも述べていたそう。