先日ロナルト・クーマン前監督を解任したバルセロナ。暫定的にセルジ・バルフアンを指揮官に据え、その間に新監督を探している状況だ。
その最優先候補は、かつてバルセロナで絶対的な司令塔を務めていたチャビ・エルナンデスであると伝えられる。
彼は現在カタール・スターズリーグのアル・サッドで監督を務めているが、バルセロナはその引き抜きに動いているという。
ただ、契約はまだ1年半以上残っている上、バルセロナはアル・サッドほどの給与を支払うこともできない。
バルセロナとチャビ・エルナンデスの間ではすでに合意が形成されていると伝えられているものの、クラブ間ではまだ交渉が進んでいないようだ。
先日の報道によれば、アル・サッド側は「バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が直接交渉に来ること」という条件を叩きつけたとも。
『Mundo Deportivo』によれば、水曜日にバルセロナはチャビ・エルナンデス獲得のための「直接交渉」を行うために重役を派遣したという。
それはジョアン・ラポルタ会長ではなく、副社長のラファ・ジュステと、フットボールディレクターのマテウ・アレマニーの2名であるとのことだ。
記事では「これによって契約交渉は進むとみられる」と書かれているが、果たしてどうなるだろうか。経過が注目される。