ロナルト・クーマン監督を解任したバルセロナは、チャビ・エルナンデスを指揮官としてクラブに呼び戻すとされている。

ただ、チャビが現在監督を務めているアル・サッドは、もはや決定事項のように伝えられていることに反発。

『AS』によれば、アル・サッドのオーナーである首長は、バルサのジョアン・ラポルタ会長本人がカタールを訪れることを求めているという。

すでに両クラブは接触しているが、バルサ側にはあるメッセージが伝えられたそう。それは、「チャビの取引を友好的かつ問題なく終わらせたいなら、ドーハに来る必要がある。首長はバルサとの対等な取引を望んでいる。望んでいるのは即座の交渉ではなくラポルタだ」というもの。

カタールの文化では、相手から敬意を払われている、評価されていると感じることが非常に重要だそう。交渉の際に目の前にいる相手が対等でない場合、無礼かつ配慮に欠けるとみなされるという。階級社会であるため、そういったことが重要性を持つとのこと。

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バルサ側は100万ユーロ(1.3億円)を遥かに超える違約金を支払う構えだが、アル・サッド側はラポルタ会長のドーハ入りがチャビ退団の「絶対条件」だと考えている模様。そのため、バルサ側はドーハで首長と謁見するためのスケジュール調整を行っているという。

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