独裁的な政治が行われていることから「アフリカの北朝鮮」とも呼ばれるエリトリア。国際大会のために遠征を行うたび、代表選手が失踪する事件が頻発してきた。
『La Sexta』によれば、今回姿を消したのはCECAFA(東部・中部アフリカサッカー協会)U-20女子サッカー選手権に出場していた選手だそう。
現在CECAFA U-20女子選手権が行われているのはウガンダ。エリトリアの代表チームは、ジンジャという都市にあるホテルに滞在していたとのこと。
ところが火曜日の朝、突如そのチームから5名の選手が姿を消し、行方不明になってしまったという。
エリトリアは2019年にも男子のCECAFAカップに出場していた代表選手7名が行方不明になっているため、かなり強固なセキュリティが敷かれていたそう。
しかしながら今回も5名の選手が姿を消すことになり、現在警察とウガンダサッカー協会、CECAFAが協力して消息を追っているとのことだ。
エリトリアの代表チームは、大会が行われるごとに亡命希望者が失踪することで知られている。
2009年にはケニアで行われたCECAFAカップで選手全員が帰国を拒否。2013年には15名、2015年には10名、2019年には上記のように7名が亡命を希望していた。
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