FIFAは2021年11月のFIFAランキングを発表。日本代表は先月から2つ順位を上げて、26位となった。
上位40か国の顔触れはこの通り。
2位 ブラジル
3位 フランス
4位 イングランド
5位 アルゼンチン
6位 イタリア
7位 スペイン
8位 ポルトガル
9位 デンマーク
10位 オランダ
このなかで注目を集めているのは、同国史上最高となる40位に浮上したカナダだ。
1986年以来ワールドカップ出場から遠ざかっていたが、今大会の北中米カリブ予選では無敗と躍進。アメリカとメキシコの2強を差し置いて、首位に立っているのだ。また、2021年の代表戦で世界中のどの国よりも最も多くのゴールを奪っている(今月15日時点)。
【動画】もはや立場逆転!?カナダvsメキシコ、死闘での乱闘シーン
『Toronto Star』によれば、バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスも並々ならぬ意欲を持っているそう。
アルフォンソ・デイヴィス(カナダ代表)
「カナダはホッケーの国と言われるけれど、僕らはそれを変えたい。
カナダ代表に僕のアイドル選手がいたことはなかった。次世代の子供たちは僕らのことを尊敬してくれている。彼らはカナダが主要トーナメントで活躍するのを目にしている。
このチームは才能に溢れているよ。カナダの若い選手たちにもっと多くのチャンスを与えたいんだ。
(カナダのサッカーを茶化してくる)バイエルンのチームメイトたちに僕らは君らとも戦えるんだということを見せつけたい。
これは1986年以来なかったこと。それを変えたいんだ。
このチームは人々の目を見開かせているし、僕らは自分たちがワールドカップに行けると信じている。
誰もがそこに行くことにハングリーだ。僕らのことを過小評価したり、除外する人達もいた。
僕らは、出場に迫ったいいパフォーマンスをしたと言われるチームにはなりたくない。(カタールで)何かを成し遂げたいんだ」
そんなカナダ代表は、凍てつく寒さのエドモントンでメキシコとの大一番に2-1で勝利。ジョン・ハードマン監督は「全選手たちからカナダ人らしさを引き出す本物のチャンスだった。彼らは全員が寒い場所のプラスチック製ピッチで育った。ここをホームのように感じてほしかったのさ」と述べていたそう。