いよいよ始まったカタールワールドカップのアジア最終予選。

日本は2大会連続の黒星スタートを喫するも立て直し、11月シリーズの2連勝でグループ2位に浮上している。

韓国との親善試合から始まった2021年の代表活動。今年1年で評価を上げた日本代表選手を今回は5名ピックアップした。

権田修一

昨年秋の欧州遠征では、権田修一、川島永嗣、シュミット・ダニエルの3名が出場。東京五輪後に谷晃生が加わったが、今予選ではここまでの6試合、権田が先発フル出場を果たしている。

所属する清水エスパルスの状況から疑念の声が上がることもあるが、最終予選ここまでのプレーはほぼパーフェクト。防げるシュートをすべて防ぎ、失点を最小限で抑えている事実はもっと評価されてよいはずだ。

ビルドアップ時の立ち位置やキックも決して悪くなく、少なくとも代表では32歳でキャリア最高のパフォーマンスを披露している。