三笘薫
出場はオマーン戦の1試合のみだが、そのインパクトは絶大。ここ1年なかなかすっきりしなかった日本代表の左サイドに一発回答のような結果を叩きつけた。
プレッシングの方向付けや立ち位置など守備面にまだまだ課題が残るとはいえ、ベルギーで左ウィングバックとして起用されていることもあり球際のレベルは1年前に比べて飛躍的に向上している。
今後はクラブ同様相手の対策との戦いとなるが、オマーン戦の伊東純也のように三笘が相手を引き付けることで他が空いてくるプラス面もある。
プレミアリーグという次のステージもはっきり見える状況だけに、これから1年の成長がさらに楽しみだ。
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なお、同じ川崎組の田中碧や守田英正ら、攻撃的な選手であれば古橋亨梧なども間違いなくこの1年で代表での評価を高めた選手たち。
ただ、彼らはコロナがなければ1年前にそれを証明していた可能性が高いため、今回はこの1年で特にたくましさが増した三笘を取り上げた。