アジア最終予選、オマーンとの厳しいアウェイゲームを制した日本代表。

決勝点は81分、左サイドで相手の脅威になっていた三笘薫のクロスを、伊東純也が大外から入り込み合わせた。ベトナム戦に続く2試合連続弾は、日本をグループ2位へ浮上させる値千金のゴールとなっている。

その得点シーンで、印象的な動きを見せたのが板倉滉だ。

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この日はゴール裏でウォーミングアップを行っていた控えの選手たち。ゴールの場面をよく見てみると、決まった次の瞬間、板倉が何の躊躇もなく看板を乗り越えて伊東のもとへ駆け寄っている。はやすぎ!

他の選手たちもそれに続けとばかり、次々と看板を乗り越えて伊東のもとへ。喜びの輪が広がっていく様子は非常に熱いものがあった。

大事な11月シリーズ、アウェイ連戦で2試合ともベンチに入ったものの出場はなかった板倉。ただ、33歳になった吉田麻也を脅かす存在が出てくることは今後を考えた場合にチームにとって重要となる。

所属のシャルケで着実に評価を上げている24歳のセンターバックは、日本代表にとっても欠かせない存在になりつつあることを感じさせたシーンだった。

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