昨年の11月25日、あのディエゴ・アルマンド・マラドーナが自宅で心臓発作のため死去した。60歳だった。

国民的英雄の死にアルゼンチンは悲しみに包まれた。政府が盛大な葬儀を行い、多くの国民が最後の別れを行うためにブエノスアイレスへと詰めかけた。

しかし、その死はまだ全てがクリアになったわけではない。

手術を受けた後に療養生活へと入っていたマラドーナが、健康状態を突然崩してしまったのはなぜなのか。誰に責任があったのか。まだ現在も調査と裁判が進められている。

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彼の主治医であったレオポルド・ルケ、精神科医のアグスティナ・コサチョフ、心理学者のカルロス・ディアス。

さらに看護師のリカルド・アルミロン、看護師をコーディネートしたマリアーノ・ペローニ、入院を挑戦したナンシー・フォルリーニらの調査が進められている。

マラドーナは「緩やかな殺人」であの世へと行ったのか。まだ裁判は1年以上続くと考えられている。

病床にあったマラドーナが亡くなったのは、彼の別荘であった。その環境はかなり悪いものだったと伝えられている。

また、マラドーナの家族らは「医師らがアルコールやマリファナを提供した」と訴えており、それが事実なのかどうかは調査が進められている状態だ。

さらに、相続の問題も深刻になっているという。

マラドーナには多くの隠し子がおり、5人もの人物が「相続の権利がある」として名乗り出ており、DNA検査を待っている状態だ。

またマラドーナが共同で所有していたブランドの管理についても問題となっており、死後も発生する肖像権の収入についてもどのようになるかが不透明な状況だそう。

1年が経っても多くの騒動を巻き起こしているマラドーナの死。スーパースターならではの状況になっているようだ。