先週末に行われたフランスリーグのマルセイユ対トロワで、人種差別的な行動があったと伝えられている。

スタッド・ヴェロドロームで行われた試合は無観客で行われており、その途中にマルセイユのサブメンバーが発した言葉が映像に捉えられていたという。

【動画】マルセイユが1-0で勝利したトロワ戦

そのターゲットになっていたのはトロワの韓国人FWソク・ヒョンジュンであったとのこと。

「サムライ!彼はすでに我々を2回切り捨てた」

「彼は寿司を作るつもりだね」

その発言を行った選手の名前については明らかにされていないが、トロワはこれについて「受け入れられるものではなく、多文化なものであるサッカーの分野を弱体化させるものだ」と批判した。

この事件についてはすでにフランスリーグに訴えが起こされており、今後懲戒委員会が事件の調査を行うとのこと。

ソク・ヒョンジュンはかつてアヤックスやフローニンゲン、ポルトなどでプレーしたことで知られている韓国人選手。2018年からフランスリーグのトロワでプレーしており、3シーズン目を迎えている。

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