長友佑都の古巣として知られるチェゼーナ。2018年に破産のためクラブが消滅することになったが、その「後継チーム」に変化があったようだ。
【動画】チェゼーナに移籍する前、21歳の長友佑都が決めたゴールの数々
チェゼーナは2018-19シーズンのセリエBから除外され解散となったが、地元の実業家グループがロマーニャ・セントロというアマチュアチームを買収し、いわゆる「フェニックス・クラブ(消滅したチームの後継として誕生したクラブ)」とした。
「RCチェゼーナ」という名前に変更してセリエDを戦い、そして1年でセリエCに昇格。かつてのチェゼーナのエンブレム使用権を獲得し、「チェゼーナFC」と名を変えて活動していた。
そして今回、このクラブがアメリカのニューヨークを拠点としているプライベートエクイティ投資ファンド、「JRLグループ」に買収されることになったそう。
Inizia una nuova era per il Cesena FC, che dà il benvenuto a Robert Lewis e John Aiello 🤍🖤
𝙒𝙀𝙇𝘾𝙊𝙈𝙀 🇺🇸 pic.twitter.com/BGfNxBPW61
— Cesena F.C. (@calciocesenafc) December 20, 2021
『Corriere della Cera』によれば、JRLグループは株式の60%を180万ユーロ(およそ2.3億円)で取得したそう。
そして新しい会長にはJRLグループのジョン・アイエロ氏、そしてCEOには同じくJRLグループのロバート・ルイス氏が就任したとのこと。
イタリアのプロリーグにあたる3つのディヴィジョンに於いて、アメリカやカナダの資本が所有しているクラブは11存在していた。
ミラン、ローマ、フィオレンティーナ、ジェノア、スペツィア、ヴェネツィア、ボローニャ、アスコリ、パルマ、SPAL、カンポバッソ、そしてそれにチェゼーナが加わることになった。