1月7日で31歳になったエデン・アザール。
レアル・マドリーではヴィニシウス・ジュニオールの控えが定位置となっており、出番は激減している。
そうしたなか、『Marca』は、アザールはカルロ・アンチェロッティ監督に絶望している伝えた。
指揮官はアザールを復活させると公言していたが、その言葉は実行に移されず。アザールはそのことに絶望し始め、アンチェロッティ監督へのいら立ちを募らせているという。彼は自分がトップフォームから程遠い状態であることは自覚しつつ、追放状態にある現状を理解できないでいるとも。
先日のアスレティック・ビルバオ戦でもアザールは最後まで起用されず。ウォーミングアップを終えてベンチに戻った際、ギャレス・ベイルが謎の笑みをたたえていたことも話題になった。
今季のアザールは怪我が理由ではなく、単純に控えになっている。
彼は出番の少なさではなく、完全な脇役扱いされていることに非常に強いフラストレーションを感じ始めているとのこと。不当な扱いを受けていると考えており、アンチェロッティ監督との関係は冷え込む一方だとか。
ただ、アザールは現状に苛立ちながらも、ロッカールームで問題を起こすつもりはなく、むしろ逆だそう。
レアルのチームメイトたちは加入以降、アザールが不調の時も愛情を持って接してくれた。アザールも同僚に対して模範的な態度で接しており、スタメン選手たちを励まし、ベンチからゴールや勝利を祝う姿勢を見せている。
指揮官との関係は崩壊しつつあるものの、愛情を注いでくれたチームメイトたちへの敬意は忘れておらず、ベンチで腐った姿を見せたりはしていないとのこと。