先月、FIFAの年間表彰で発表された2021年度のワールドベストイレブン。リヴァプールFWモハメド・サラーらが落選したことが話題になった。

▼2021年度のワールドベストイレブン
GK:ジャンルイージ・ドンナルンマ(ミラン→PSG)
DF:ダヴィド・アラバ(バイエルン→レアル・マドリー)
DF:レオナルド・ボヌッチ(ユヴェントス)
DF:ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)
MF:ケヴィン・デブライネ(マンチェスター・シティ)
MF:ジョルジーニョ(チェルシー)
MF:エンゴロ・カンテ(チェルシー)
FW:ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
FW:リオネル・メッシ(バルセロナ→PSG)
FW:クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス→マンチェスター・ユナイテッド)
FW:アーリン・ホーラン(ドルトムント)

そうしたなか、バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーがこの件に言及。『MBC Masr』でこんな話をしていた。

トーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン)

「このフォーメーションで適切に選ぶのは常に難しい。誰もが少しずつ異なる見方をしているからね。

サラーは驚異的レベルでのプレーを満喫しており、誰もが高く評価している。彼が選ばれなかったのは失望だ。

これは昨夏のEUROの影響かもね。欧州は重要視されており、優勝したイタリアの選手たちが入っている。

(選考で重視されるのは)個人の卓越性とチームとしての成功の組み合わせ。

20人が選ばれても、4,5人しかその価値がないことも多い。ただ、サラーはベストイレブンに入るべきだった。

バロンドールはジャーナリストの投票次第。だから、メッシが受賞した。(ベストイレブンとは)選び方が違うかもしれない。

僕らはロベルト・レヴァンドフスキが毎試合ゴールしているのも、ピッチ上での振る舞い方も見ているからね。

エジプトの人達がサラーに資格があると見るのは当然さ。人々はいつだって自国の選手や自国のチームでプレーしている選手に熱狂するからね。

南米のファンやジャーナリストの多くは、コパ・アメリカでのメッシのパフォーマンスを考慮したのかもしれない。

難しいものだが、誰にもお気に入りの選手はいるものさ。

結局、個人タイトルは最も重要なものではない、それよりもピッチ上で起きることのほうが大事」

サラーはベストイレブンに入るべきと指摘しつつ、レヴァンドフスキとメッシが争ったバロンドールにも言及していたようだ。

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ちなみに、『MBC Masr』はエジプトのメディアである。

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