ディルク・カイト

典型的なウイングプレーヤーではないが、サイドに生きる道を見出したディルク・カイト。もともとはストライカーであったが、2008年に所属したリヴァプールで本格的にサイドにコンバートされることに。

ピッチの中で最速の選手でもないし、一対一のスキルも際立っていない。しかしその反面素晴らしいサッカー選手としてのメンタルを持っており、適切な場所に適切なタイミングで現れる選手であった。

オランダ代表でも同じような役割をこなし、2010年と2014年のワールドカップで主力に。2位、3位という好成績をあげたチームの「影の主役」となった。