「私の願いはただひとつ。我が国に平和がもたらされること、罪なき人や子供たちの殺害をやめさせること。

誰もが戦争が残酷であることは分かっている。だが、それに賛成することはできない。

私は4人の子供の父親だ。ジェイミー、あなたにも3人のお子さんがいますね。(戦争)支持などできない。

罪なき子供たちが死んでいく。理由もなく。

自分はそのために動いている、戦争を止めるために。この戦争には理由がない。

(アブラモヴィッチ合唱に苦言を呈したトーマス・トゥヘル監督について)

個人的な思い入れはある。ただ、今はスポーツを見ていないんだ。起きていることは知っている。

ただし、今の自分にとってスポーツは二の次だ。それに目を向けてはいない。国のことに注力している。

人々にはそれぞれ立場があるが、私にとってスポーツ界から拡散されたメッセージは明確だ。戦争をやめろ、だ。

戦争が勃発してから、毎秒ごとにウクライナの子供たちが難民になっている。その数は増える一方だ。

私の父はタフな男だった。タフ、タフ、タフ。状況が今のウクライナの人達をとてもタフにしている」

キエフ近郊の村で生まれたシェフチェンコの父は旧ソビエト軍の戦車部隊に所属する軍人だった。

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チェルノブイリ原子力発電所事故が起きた際、軍人だった父は当初からその事実を知っていたそう。シェフチェンコが拾ってきたボールを父が放射線検知機器で計測すると恐ろしく高い数値が出たために、そのボールを焼却処分しなければいけなかったという。

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