オーストラリア代表との直接対決を制し、7大会連続でのワールドカップ出場を決めた日本代表。
29日には最終予選の最後の試合となるベトナム戦が行われるが、出場が期待されるMF旗手怜央(セルティック所属)が27日にメディアの囲み取材に応じた。
旗手といえばCBとGKを除けばどのポジションでもプレーできる万能選手として知られる。
記者から「日本代表ではどこのポジションでプレーしたいのか?」を聞かれ、このように回答した。
旗手怜央(日本代表MF)
「自チーム(セルティック)ではインサイドハーフをやらせてもらっているのでインサイドハーフで勝負したいっていう思いがあります。
今までサイドバックだったりウィングだったりサイドハーフだったりいろんなポジションをやらせてもらって、そういう経験は自分の中であります。
なので出られるのだったら(どこでも)っていう気持ちもありますが、今チームでやっているポジションで勝負できるのは一番ありがたいことなのでインサイドハーフで出させてもらえると嬉しいなと思います。
(川崎フロンターレ時代に左サイドバックで出てきた時は衝撃だったが?)
自分の中で、川崎で最初サイドバックをやった時には受け入れられない自分もいました。
でも(同時に)どのポジションでも自分を出すっていうところにフォーカスしてやってきました。(結果的に)サイドバックをやったことがインサイドハーフに繋がったこともあったので。
どのポジションでも結局自分がやるポジションに繋がってくる。サイドバックであれば自分自身のプレーをして、また今後違うポジションをやった時の成長の糧になればいいかなと思います」
万能ではあるものの、川崎時代に左サイドバックで起用された時にはさすがに葛藤もあったようだ。
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なお森保一監督は旗手のポジションについて、インサイドハーフを念頭に置きつつも「複数のポジションでの起用も考えている」と話している。