先日のオーストラリア戦で勝利を収め、ワールドカップ本大会への出場を決めた日本代表チーム。

それから数日、母国に戻って残りのベトナム戦に臨むことになった。消化試合であることもあって、森保一監督は大幅に変わったメンバーをピッチに送り込んだ。

その影響かなかなかペースを掴めず攻めあぐね、前半19分にはコーナーキックからグエン・タイン・ビンにヘディングを決められてしまい失点。

【動画】原口元気のシュートのこぼれ球を押し込んだ吉田麻也

後半10分には吉田麻也が同点ゴールを奪取し、さらに交代枠を使って攻撃を加速させるも、その後はネットを揺らすことができず。予選最後のホームゲームは1-1と引き分けで終了した。

試合後、キャプテンとしてフル出場しつつ同点ゴールを奪取した吉田麻也が『DAZN』のインタビューに答え、以下のように話した。

吉田麻也

「もちろん勝って終わりたかったですね。メンバーを大幅に変えたのでチグハグ感が出ることは予想していました。それも含めてチャレンジの試合だと位置づけていました。

失点してから得点するまで時間がかかってしまった。後半には相手にスペースが空いてきた中でも、崩せずに最後まで行ってしまった。

6月に向けてまた課題が見えたので、それはそれで悪くないことではないかなと思います。

(ハーフタイムには?)

形を変えて、メンバーも変えました。最初の立ち位置が変わったことによって、相手も混乱するかなと。

そこからもう一回勢いを持っていこうということでした。後半のほうが相手が落ちてくるのはあるので当たり前ですが、うまく行ったのかなと。

(サポーターについて)

これだけ多くのお客さんに来ていただいて…僕たちも『ぜひ来てください』と言った中で、勝利を届けられれなかったことには申し訳ないと思います。

ただこの予選10試合を通して、本当に苦しい中でサポーターの皆さんの声援が大きな力になりましたし、そのおかげもあって予選突破という目標をクリアできました。

ベスト8という目標に向かっていくためにも、もう一回ここから前進していかなきゃいけないと思います。皆さんの応援を必要としているので、またよろしくお願いします。

(これから取り組むべきことは)

より強い相手と戦って、より厳しい中でリーグ戦に出場して、いいコンディションで6月を迎えること。

そこで4試合あるので、いろいろな選手にチャンスがあると思います。9月は本大会の直前にですし、ぶっつけ本番になります。6月をいい状態で迎えること、皆がそうして臨むことが大事だと思います」

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