日本人4選手が所属するセルティックは宿敵レンジャーズとのオールド・ファームに1-2で勝利した。
だが、敵地アイブロックスでの一戦では悪質な事件が起きている。
試合中にガラス瓶を投げつけられたセルティックのスタッフが頭部を負傷して縫合処置を受けたほか、ジョー・ハートが守るゴール付近にもガラス瓶の破片が飛び散った。
【動画】殺す気か…セルティックGKたちによるガラス瓶除去シーン
『BBC』によれば、スコットランドのニコラ・スタージョン首相もこの件を強く非難したとのこと。
ニコラ・スタージョン(スコットランド首相)
「フットボールの試合であろうと、街中であろうと、このような行為は許されない。
ガラス瓶を投げることは受け入れられない、愚かで、凶悪な行為であり、どの文明社会にも居場所はない。
人々はフットボールを楽しめるべき。
フットボールは子供たちを連れていったり、幸福になる機会を持てるものであるべき。
オールドファームであろうと、他の試合であろうと、このような行為はそれを汚すものであり、絶対に容認されない」
また、警察幹部も「日曜の試合であった無秩序と暴力は全く容認できない。今後このようなことが起きないよう、全ての関係当局が連携し、真のファンたちとともに行動しなければならない。スコットランドフットボール界にこのような行為の居場所はない」と断罪。
この試合では70人がスタジアム入場を拒否されたほか、21人がスタジアムから追放になった。また、試合前の時点で3人の男が器物破損で逮捕されたほか、治安妨害と麻薬容疑で別の3名も逮捕されている。