かつてアルジェリア代表の司令塔として活躍したワリード・メスルーブが、懲役18ヶ月の罪を言い渡されたとのこと。

『RMC』によれば、メスルーブが関与したとされているのが、薬物密輸の容疑者との間で自動車を売買したというマネーロンダリング。

彼がロリアンでプレーしていた際、「ル・シノワ」という愛称で知られた覚醒剤密売業者の人物と接触し、自動車を取引していたという。

メスルーブは裁判で自動車の取引自体は認めたものの、「彼は高給を稼いでいる無害な人物のように見えた」として、故意ではなかったと主張していた。

その取引によって洗浄された違法な資金は50万ユーロ(およそ6700万円)ほどであったと検察によって推定されているとのこと。

検察側は当初、メスルーブに対して2年間の懲役刑を要求していたが、最終的には執行猶予付きの懲役18ヶ月という結果になったようだ。

現在ランスのリザーブチームでアシスタントコーチを務めているメスルーブ。幸いにしてこの事件で投獄されることはないようだ。

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なお、「ル・シノワ」と言われる覚醒剤密売業者の人物の裁判は、5月31日から行われる予定となっているそうだ。

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