ブンデスリーガ第30節、ドルトムントはホームでのヴォルフルブルク戦に6-1で圧勝した。

およそ8万人の観衆の前でド派手なデビューを飾ったのが、ドルトムントDFトム・ローテ。

欠場したラファエル・ゲレイロの代役として先発した彼はデビュー戦でいきなりゴールをマークした。Optaによれば、17歳と169日での初得点はブンデス史上最年少デビューゴールとなったそう。

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2004年生まれのローテは192cmという体躯を誇る大型の左サイドバック。

『Ruhr Nachrichten』によれば、U-19のマイク・トゥルベア監督は「トムは身体能力が抜群。プロ中のプロでもある。あらゆる面で勤勉かつ実直だ」と絶賛しているそう。

彼は食事に注意を払っているほか、早寝を徹底するなど模範的な生活を送っているとか。実際、ヴォルフスブルク戦では前半だけで7.5キロを走破するなど卓越したフィジカルを見せつけた。

U-19では11アシストを記録するなど攻撃が売りで、本人も「ゴールを決めるのが目標だし、常に狙っているよ。攻撃は楽しい」と話している。

ただ、守備はまだ課題があり、トゥルベア監督も「彼はスペースを素早く塞ぎ、CBをロングボールから守らなければいけない。デュエルでの戦い方も学ぶ必要がある」と指摘。

それでも、「緊張したのはキックオフ前だけ」と話すなどメンタル面も堂々としているようだ。ローテの存在もあることから、ドルトムントは左SBニコ・シュルツを今夏に放出する可能性もあるとか。

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