今季の基本システム

まずは、直近リーグ戦5試合での基本システムおよびメンバーを見ていこう。

鹿島のフォーメーション

最後尾は守護神の座に返り咲いたクォン・スンテで、最終ラインは右からクレバーなプレーが持ち味の常本佳吾、ファイターの関川郁万、今季はセンターバックで奮闘する三竿健斗、攻撃参加が売りの安西幸輝の4人。

ダブルボランチはサガン鳥栖から加入した樋口雄太とリーグ屈指のマルチロールである和泉竜司の組み合わせ。

サイドハーフは右がファン・アラーノ、左はアルトゥール・カイキという技巧派がファーストチョイスだが、ほかにも土居聖真、荒木遼太郎、松村優太、仲間 隼斗らが控えており選手層は厚い。

2トップは成長を続けるエースの上田綺世と闘志を前面に押し出すスタイルでお馴染みの鈴木優磨が絶対的な存在で、サイドでも機能する染野唯月と2020シーズンにベストイレブンを受賞したエヴェラウドが虎視眈々とポジションを狙う。