プレミアリーグ5位で今シーズンの戦いを終えたアーセナル。
日本代表DF冨安健洋は加入1年目で全コンペティション23試合に出場した。
右サイドバックとして前半戦は素晴らしい活躍を続けていたが、年明け以降はふくらはぎの故障にも苦しんだ。
そうしたなか、『football.london』は今季のアーセナルの年間MVP候補たちをピックアップ。冨安もそのひとりに選ばれていた。
「彼は常にフィットしていたわけではないかもしれないが、個人的にはアーセナルのplayer of the seasonは冨安だ。
アーセナルに加入して以降、この日本代表がひどい試合をやるところは想像できなかったし、最終ラインへのフィットの仕方は革命的だった。
サイドバックの守備を見る時に完全に安心できることは最近では滅多にないが、冨安はそれを実現している。
空中戦でも地上戦でもほとんど負けないし、負けた時もリカバリーが速い。さらに、右足だけでなく左足も使えるなど技術的にも素晴らしい。
終盤に筋肉系の怪我が何度もあったのは気がかりではある。
ただ、彼がこれほどまでに渇望されたことは、この短期間でいかに重要な存在になったのかを表すものだ」
これ以上ないほど賞賛されている。
【関連】日本人選手、欧州から見た市場価値が今季もっとも上がった10人
冨安以外の候補はエミール・スミス・ロウ、ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マガリャイス。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ