UEFAチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリーと再戦するリヴァプール。
23歳のトレント・アレクサンダー=アーノルドはこれが3度目のCL決勝になる。
『Guardian』のインタビューに答えた彼は、NBAで頂点を極めたマイケル・ジョーダンと同じくらい勝利への執着があると話した。また、2018年のCL決勝でレアルに3-1で敗れたことを振り返り、こんな話もしている。
トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプールDF)
「自分たちが悪い試合をしたとは思っていない。
とてもいい序盤だったけれど、モハメド・サラーが怪我をしてしまった。
そこから、レアルがコントロールしていった。
いくつか個人のミスがあり、残念なことにそれはGKによるものだった。
それで僕らは2失点したし、CL決勝史上最高のゴールのひとつもあった」
GKロリス・カリウスのミスで2失点したリヴァプールは、ギャレス・ベイルに超絶ゴールを浴びて終戦。
アーノルドはベイルに決められたスーパーゴールについてはこう話している。
トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプールDF)
「近くにいたから、トップコーナーに入るのが見えたよ(笑)。『いった何が起きたんだ?』で感じだった」
「子供の頃はCL決勝で負けたら、心が打ち砕かれて何日も泣き続けると思っていた。
でも、そうじゃなかった。相手がトロフィーを掲げていたり、相手のために花道を作らなければいけなかったのはつらかったよ。
ただ、『自分は19歳だ。この選手たちと監督となら、ここに戻ってこられる。次は負けない』と思ったんだ。
自分たちはより強くなって戻ってくることは分かっていた」
敗戦後、アーノルドはドーピングルームでベイルとほぼ1時間を過ごすはめになったそう。その際、ベイルとたくさん話したかと聞かれると、「No」と断言している。