リヴァプールを撃破してUEFAチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げたレアル・マドリー。
マンオブザマッチに選ばれたのは、守護神ティボー・クルトワだった。
クルトワは今季のCLで59ものセーブを記録。Optaによれば、これは集計を始めた2003-04シーズン以降におけるCL新記録だそう。また、CL決勝戦での9セーブも大会記録になっている。
決勝でモハメド・サラーのシュートを阻止した2つのセーブは圧巻だった(動画36秒から)。
2つ目のシュートを阻まれたサラーは思わず膝から崩れ落ちている。
敗戦後、リヴァプールのクロップ監督はこう述べていた。
「サラーがああいう状況でどれほど頻繁にゴールしてきたか。
クルトワのずば抜けたセーブだった。私たちも敬意を表さなければいけない。
レアルの枠内シュートは1本だったと思うが、それがゴールになった。
GKがマンオブザマッチになる場合、相手チームは何かがうまくいっていない。
クルトワは3つの驚異的なセーブをしたが、ああいうチャンスがもっとあればよかった。
ファイナルサードでのクルトワに向けたクロスはあまり意味がなかったね。
後半はもっと相手のフォーメーションの中や周囲でプレーしたかった。
レアルが深い位置でプレーしてきた時はカウンターの脅威が計り知れないという問題がある。
我々にはいいプレーもあったが、十分ではなかった。受け入れるよ」