クリスティアーノ・ロナウドの移籍騒動に揺れるマンチェスター・ユナイテッド。
昨季6位に終わったチームの立て直しは、エリック・テンハフ新監督に託されることになった。
『The Athletic』などによれば、新指揮官はある選手を慰留するために必死の説得を試みていたとか。それは、契約満了で退団したセルビア代表MFネマニャ・マティッチ。
ロナウドは移籍を志願し、現キャプテンのハリー・マグワイアは求心力が低下するなどユナイテッドにはリーダーとなる選手が欠けている。
テンハフ監督は、経験とカリスマ性を持つマティッチはロッカールーム内で重要な存在になると考え、慰留するためにあらゆる手を尽くしたとか。
ただ、マティッチはローマへの移籍を決断。恩師といえるジョゼ・モウリーニョ監督からの誘いはあまりに強烈で、ユナイテッドの残留作戦は失敗に終わったという。