日本人も含めて有望選手を多く保有してきたマンチェスター・シティ。
2027年までの契約を結んだGKジェームズ・トラフォードもそのひとりだ。現在19歳の彼は12歳の時からシティに所属してきた選手。
今季も3部のボルトンに貸し出されることになったが、『News and Star』でこんな話をしていた。
ジェームズ・トラフォード
「自分は流れに身を任せているだけ。
ずっとサッカーをプレーしてきたのは楽しいからさ。
真剣になったのは、自分の能力に気付いた15~16歳の時だったかな。
でも、今でも、もし好きじゃなかったら、父と一緒に農場で働いているよ。
一部の人達とは違って、僕はあまりお金を使わずに生活できる。お金はあまり使わないんだ。
使うのはほとんどが食費だね。アイスクリームが大好きなんだ。
(シティとの)新契約でも、アイスクリームをもっと買うだけさ…。
シティは自分への信頼を示してくれた。でも、何があろうと、僕は楽しみ続けたい。
自分と同じ年齢の選手がローンに出されたり、放出されたり、うまくいかなくなるのを見てきた。
初めての挫折を味わった後にハングリーさや楽しさを失って、一生懸命やらなくなった人達もいた。
自分は楽しんでいる。サッカーへの愛情は当分の間はあるはずさ」
あまりお金への執着がなく、使う時ももっぱら食費だそう。
そんなトラフォードは身長192cmを誇るが、サッカーを始めた当初はMFやFWでプレーしていたとか。カーライルのU-10チームの入団テストを受けた際、GKが一人しかいなかったため、たまたまGK役を買って出たことからGKに転向したそう。