2022年度のバロンドール候補が発表になった。そのひとりに名を連ねたPSGのキリアン・エムバペが『France Football』のインタビューに答えた。

近年は自分こそが受賞候補筆頭だと公言するような選手は現われなくなったが、その点についてはこう話していたそう。

キリアン・エムバペ

「僕らは完全な偽善者さ。

サッカーを愛する人間なら誰だって、結果発表が近づくとそれしか考えていない。

でも、僕ら選手は公然とそれについて考える権利はない。そんなの大嘘さ(笑)。

それは人々が選手のこういう発言を聞く準備ができていないからかもしれない。

『自分はバロンドールの結果を早く知りたい。今年は受賞できる本当のチャンスがあるから』。

こういう本音はあまり好まれないと思う。傲慢だと受け取られるだろうね。

クリスティアーノ(・ロナウド)がその責任を引き受けていた時もあった。でも、あまり評判がよくなかった。

だから、誰もが個人トロフィーに対するやきもきや野心を隠している、傲慢だと思われないようにね。

僕らが組織やチームのことを話すと人々は喜ぶ。おかしいよね。

でも、これは意味のないちょっとしたゲームで、このトロフィーのミステリーに貢献しているのさ」

選手ならバロンドールが気になるものの、ロナウドのように野心を剥き出しにすると傲慢だと見なされるため、誰もが本音を隠していると指摘。

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その本音を隠して、美談を語ると人々が喜ぶのもちょっとおかしな話と感じているようだ。