開幕2連敗中だったマンチェスター・ユナイテッドに2-1で敗れたリヴァプール。
この試合では、右サイドバックのトレント・アレクサンダー=アーノルドの守備問題がふたたび指摘されている。
【動画】リヴァプールの穴!?ユナイテッドにやられたアーノルドの問題守備シーン
彼はこれまでも守備に穴があるとされてきたが、攻撃面でそれを補う以上のもたらしてきたはず。
ただ、右サイドバックを主戦場にリヴァプールで通算450試合以上に出場したスティーヴ・ニコルは『ESPN』でこう述べていた。
スティーヴ・ニコル(元リヴァプールDF)
「クロップは自分にこう言い聞かせている。『攻撃面で彼から得るものが大きいので、守備で彼にないものは耐えなかればいけない』と。
(DFラインの)他の3人がベストならそれでも大丈夫だった。彼らが彼を補填してくれていた。
だが、今では毎試合そのサイドに問題があって、彼をカバーするのが難しくなっている。誰も彼をカバーできない。彼はそれがやれない。
ワンツーへの対処を見ても、コミットメントが全くなかった。
彼はジョギングで戻った。ペナルティエリアに全力疾走で戻ってきていたら、ジェイドン・サンチョにタックルできたかもしれない。でも、そうしなかった、歩いていた。
守備は彼の強みではない。我々もクロップもそれは分かっている。
クロップは、彼が攻撃することで得られるものがあるので、そのマイナス面を受け入れる用意はあるが。
少し心配だ。
不運で試合に負けるのと、根本的なものがひどく間違っていて負けるのは別物だ。特にディフェンス面で。
あのDFラインの裏にアーリング・ハーランドが走り込むのを想像したら…。何てこった、心配になる。
だた、基本的なことを整理すれば、その才能に異論はない。だから、その基本を早く解決するべきだ」