29日に発表となった2022新ユニフォームが話題の日本代表。

新ユニのデザインは2002年日韓ワールドカップでの折り鶴に着想を得たORIGAMI(折り紙)がテーマだ。

日本代表といえば、これまでにも斬新なユニフォームデザインでファンを驚かせてきた。ここでは、そんな日本代表が歴代ワールドカップで着用したホームキットと、そのデザインテーマを詳しくご紹介したい。

勝色(2018年)

日本代表 2018 adidas ホーム(2018年ロシアW杯モデル)

テーマは『勝色』。“かちいろ”または“かついろ”と読む。この日本伝統の深く濃い藍色は、戦国武将たちが戦いに挑む際に身にまとった「鎧下」に使われていたという。全体にあしらった約800個の点線は「刺し子柄」で、歴史を紡ぐ糸をイメージしている。

発表当初はキリトリ線と揶揄された刺し子柄が日本国内で賛否両論だったが、海外ではわりと好評だった一着。もっとも、ロシア大会が終わった頃には国内でも人気上昇した印象である。