イングランド・プレミアリーグのリヴァプールが、移籍マーケットの最終日にユヴェントスから獲得したブラジル代表MFアルトゥール・メロ。
かつてはバルセロナで若くして活躍を見せ、チャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタの後継者になるとも評価されたセンターハーフだ。
ところが、彼はこのところトップチームからは除外されており、実はU-21のカテゴリでプレーしている状況にある。
加入してからUEFAチャンピオンズリーグのナポリ戦などでプレーしたが、これまでの出場時間はまだ13分となっている。
その一方でリヴァプールのU-21チームではレスター・シティ戦、ロッチデール戦の2試合で153分間出場している。
その理由はやはりコンディションの面が難しい状況にあるためであるとのこと。
最終日に獲得された彼はまだ定期的にプレーするには十分でない状態であり、クラブは彼をトップチームから外すことを検討。それにユルゲン・クロップ監督も同意し、しばらくはU-21を主戦場とすることになったようだ。
しかしながら、2試合を終えてもアルトゥールのプレーはまだ完全に良くなってはいないようで、もう少し時間が必要になるそう。
ユヴェントスからは買い取りオプション付きのローンで獲得されたアルトゥール。完全移籍を勝ち取るため、そしてブラジル代表に復帰するためには、この2ヶ月が非常に重要なものになりそうだが…。