かつてエヴァートンでもプレーしたロシア代表MFディニヤル・ビリャレトディノフが、ロシア軍に徴兵されたとのこと。
ディニヤル・ビリャレトディノフは今年37歳。2009年から3シーズンにわたってイングランド・プレミアリーグのエヴァートンでプレーした選手で、大柄な体格を持っているウインガーとして知られた。
ロシア代表でも2005年から2012年まで長く招集され、EURO2008では準決勝進出にも貢献。46capを獲得した名選手である。
2012年にロシアリーグへ戻り、晩年はリトアニアのクラブで短期間プレーした後、2019年に現役を引退していた。
『Daily Mail』によれば、今回ビリャレトディノフにはロシア政府から召集令状が届き、軍に入ることが命ぜられたという。
ビリャレトディノフの父
「ディニヤルには召集令状が届いた。19年以上前にユースでプレーしていたころ、奉仕活動で軍に関わっていた。何をしていたかはわからない。
軍での専門分野は分からないが、おそらく建設隊か鉄道隊のどちらかであると思う」
現在ロシア政府はおよそ30万人の民間人をウクライナ侵攻のために徴兵することを決めており、18歳から60歳までの男性の国外退出を禁止している。