27日に行われたキリンチャレンジカップの日本代表対エクアドル代表。試合は0-0のスコアレスドローとなった。
W杯メンバー発表まで最後のトレーニングマッチということで注目を集めた試合で、日本は多くのメンバーを入れ替えて臨み、テスト感の強い90分になった。
かつて日本代表のDFとして活躍した田中マルクス闘莉王は自身のYoutubeを更新し、エクアドル戦の内容について以下のように話していた。
田中マルクス闘莉王
「連携不足は間違いない。どんどん(ピッチに)入っていく選手も、最後のテストだと思って試合に臨んでいる。
FWもそうですし、堂安も、山根も谷口も、シュミットも。柴崎もそうではないかと。南野をトップ下で使ったのもある意味テストなのかな。
日本がうまくいかないのは、やはり攻め急ぐ時なんですよ。
きちんとカウンターで早く仕留めることと、相手を押し込んで自分たちで長くボールをパスしながら保持すること。これができたときには、日本代表が上手く戦える試合になる。今回は少し攻め急ぎがあった。
一番の例としてはオリンピックのスペイン戦です。ボールを持つと攻め急ぐのは、時にはカウンターとしていいんですが、あのようにミスが多くなると日本のリズムが出てこない。
今回のエクアドル戦についても、連携も含めてもっと監督の指示があっても良かったのかなと改めて思いましたね」