プレミアリーグ第11節、マンチェスター・ユナイテッドはホームでのニューカッスル戦に0-0で引き分けた。
先発したクリスティアーノ・ロナウドは2度ゴールネットを揺らしたが、得点は認められず。
ひとつ目はオフサイド、ふたつ目はその直後にまだインプレーではなかったとして取り消された。ロナウドはその判定に抗議したことでイエローカードを貰っている。
問題のシーンが起きたのは、ロナウドにオフサイドがあったとして、ニューカッスルに自陣ゴール前でのフリーキックが与えられた場面。
DFファビアン・シェアがGKニック・ポープに戻したボールをロナウドがかっさらうとガラ空きのゴールにシュート!
だが、主審はまたプレーは再開されていなかったと得点を認めず。抗議したロナウドにイエローを提示している(当該プレーは以下動画の4分から)。
試合後、ニューカッスルのエディー・ハウ監督は、そのシーンについてこう述べていた。
「ファビが蹴っていないことは明らかだった。彼はニックに蹴らせようとした。
レフェリーが笛を吹いたかは分からないが、(その時点で)彼がプレーをリスタートさせる必要はなかったと思う。
ニックがフリーキックになるのを待っていたのは明らかだったし、その時にロナウドが彼からボールを奪った。
もし、認められていれば、とても受け入れがたいゴールになっていただろう。私からすれば、インプレーでなかったのは明らかだ」
一方、ユナイテッドのエリック・テンハフ監督は試合後にクレイグ・ポーソン主審と激しい言い争いに。「コメントはしない。誰もが見たはずだ」としつつ、主審がミスを犯したことを示唆していた。
ロナウドは72分で交代になった際には不満を露わにしていたが、テンハフ監督は「10日で4試合あるのでリカバリーしなければいけない。特にストライカーはフレッシュに保ちたい」とその起用法を説明。ユナイテッドはトッテナムやチェルシー戦、そして、ELの戦いが控えている。